暑い夏を乗り切る呼吸法
セミも鳴き始め暑くなり始めましたね。梅雨明けも進み、本格的な夏を感じます
さて、今日はヨガのお話
ヨガには様々な呼吸法があります。
その中で体温を下げる(冷たく感じる)呼吸法があります。
①シーターリー
まず舌の両サイドを巻き上げて、鳥の嘴のようにして口から少しその舌をつきだして口から息を吸い、両鼻から息を吐くという呼吸法です。
舌が巻けない場合は口をすぼめて行います。
(ウの口の状態から筒状にした舌が見えている状態)
②シートカーリー
まず舌の先を上の歯の裏につけて、口の両サイドから息が入るようにさせて、すい終わったら口を閉じて両鼻から息を吐きます。
(シーと音を立てながら内ほほに空気を流す感じ)
③サダンタ
まず上下の歯を噛み合わせて唇をやや開き歯と歯の間から息を吸います。その後口を閉じて両鼻から息を吐きます。
(歯磨きの前歯を磨くときのように、イーの口で歯をつけてさらに沢山見せる)
それぞれ、口の中・舌・気管・鼻先・肺などの気道を冷たい空気が流れることを感じてみてくださいね
人は口腔内が冷たく感じるとなんとなく涼しく感じるものです。
氷を食べたり、冷たいものを口にすると体の奥まで涼しくなりますね
意図的に自然の気化熱の原理を使って体を冷えた状態にする先人の知恵です。
お教室でも夏はよくやりますが、
「ほんとに冷たい!!」「ほんとだ~」
となかなか好評です。
ただ人前でいきなり歯をむき出しにして呼吸し始めるとびっくりされるので、
周りの人にも「いい呼吸法教えてあげると」巻き込んじゃいましょうね
夏はハイキングや夏山に上る方もいるので、ぜひ覚えてください。きっと役立ちます
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